お客様にピッタリの
塗料をご提案します

リフォームで使う塗料は色だけでなく種類も豊富です。「どの塗料を選べば良いかわからない」とお悩みではありませんか?



塗料選びで大切なのは状況に合ったものを選ぶこと。高性能な塗料でも使う状況を間違えると効果は得られません。



真心建装は現地調査にて状況を丁寧に分析。お客様と相性の良い塗料をご提案いたします。

真心建装 塗料のプランニング

塗料を知れば
リフォームが楽しくなる

最適な塗料を選ぶには専門知識と経験が必要です。そのため当社では塗料のプランニング(企画立案)をしております。



ただ、全て任せてしまうのは不安ですよね? 外壁や屋根を全面塗装するともなれば、塗料費も決して安くはありません。



「本当にこの塗料で良いのか」「価格に見合う効果があるのか」気になりませんか?

真心建装のリフォームはお客様との二人三脚です。プランニングではお客様に塗料の特徴を聞いていただき、一緒に考える時間を大切にしています。



もしプランニング内容に“お客様の気持ち”が入っていなければ、それは押し付けのリフォーム。私たちのリフォームではありません。

塗料選びは服選びと似ています。服を選ぶときは、外見だけでなく生地や着心地も気にするはずです。



塗料も色だけでなく特徴や効果にこだわってみませんか? きっとお家への愛着が増してリフォームが楽しくなりますよ。



ここからは塗料選びに役立つ情報をお届けします。長くなりますが興味がある方はご覧ください。

塗料選びのポイント

塗料選びのポイントは状況の見極めです。万能な塗料というものはなく、最適な塗料は状況によって異なるからです。



まずは様々な視点から状況を判断し、塗料に必要な機能や性質などの条件を洗い出します。外壁塗装を例に挙げてみましょう。

外壁の塗料選び 12の視点

① 気候

紫外線や雨風に対する耐候性・耐久性は必須。気象の荒い山間部では特に重要です。さらに雨や積雪が多い土地なら防水性、日差しが強い土地なら遮熱性も求められます。

② 立地

水辺や陰地では防藻・防カビ性、海辺では耐塩性が必要です。軟弱地盤や交通量の多い土地ではひび割れに対する伸縮性、市街地や工場近くなら防汚性があると快適です。

③ 方角

南や西の壁は日差しが強いため紫外線対策として強い耐候性が必要です。北の壁は日陰となって湿気が溜まりやすいため防藻・防カビ性もあると安心です。

④ 材質

変形しやすい木材やひび割れしやすいモルタルでは伸縮性が必要です。金属など凹凸の少ない材質では油性塗料など密着性の高い塗料を使わないと剥がれやすくなります。

⑤ 施工法

外壁を直張り工法で施工している場合は、内部の湿気を逃す仕組みがありません。透湿性のある塗料を使わないと、塗膜が浮いたり剥がれたりします。

⑥ 築年数

新築後すぐのお家は建材がしばらく膨張・収縮を繰り返すため、どんな塗料でもひび割れのリスクがあります。落ち着くまでは伸縮性のある安価な塗料が無難です。

⑦ 塗装歴

塗料には重ね塗りしにくいものがあり、過去に施された塗料の種類が下塗りの塗料選びに影響します。旧塗膜を剥がすといった下地処理でも解決できますが予算に影響します。

⑧ 劣化状況

劣化内容に対する耐久性が必要です。もし修復が必要なら予算との関連性も出てきます。劣化していない場合は、下地を活かす透明な塗料など選択肢が増えます。

⑨ 生活様式

お子様やペットが暮らすお家では匂いが少なく環境にやさしい水性塗料が安心です。アパートやマンションなどは頻繁に塗り替えできないため耐久性の高い塗料が適しています。

⑩ 目的

塗装で何を優先的に実現したいかで適切な塗料は変わります。色やツヤなどの美観性、お家を長持ちさせる耐久性、断熱・防火・防音などの機能性など多岐に渡ります。

⑪ 予算

安価な塗料は塗装1回あたりのコストを抑えられますが、耐久性が低いため頻繁に塗り替えが必要です。トータルコストを抑えるなら耐久性の高い塗料が適しています。

⑫ 計画

外壁以外も保守は必要です。屋根など他の保守周期や、あと何年住むかなどを考慮してお家全体の計画を立て、計画に応じた耐用年数の塗料を選ぶことで無駄がなくなります。

状況の判断は職人しかできないものと、お客様しかできないものがあります。だから塗料選びには現地調査ヒアリングが欠かせません。



状況がはっきりしてくると、塗料に必要な条件もはっきりしてきます。あとはその条件に優先順位をつけ、条件に最も合う塗料を選び出します。



塗料選びでお困りの際はお気軽にご相談ください。一緒に最適な塗料を見つけましょう。

塗料の種類

状況に応じた塗料を選ぶためには「どんな塗料があるか」も知っておく必要があります。リフォームでよく使われる塗料についてもご紹介しましょう。

アクリル塗料

安価で扱いやすいDIY向きの塗料。発色が良くカラーバリエーションも豊富ですが、紫外線に弱いため主に屋内で使われます。ただし、透湿性があることから軒裏などの湿気が溜まりやすい箇所に使われたり、重ね塗りのしやすさを活かして塗り替え前提の新築外壁に使われていることもあります。

ウレタン塗料

接着力が高く汎用性のある塗料。屋外では紫外線により黄変しやすく、長期的な美観維持には不向きですが、凹凸の少ない面や曲面にも塗れるため、雨どいなどの塩ビや金属製の塗装にはよく使われます。また、美しいツヤがあり、柔らかくひび割れにくいことから家具などの木材塗装にも適しています。

シリコン塗料

価格と機能のバランスが良い塗料。紫外線にある程度の耐性があり、汚れにくいことから、長らく屋根塗装外壁塗装に使われています。バリエーションも豊富で、用途に応じて様々なタイプがありますが、誤ったものを選ぶと、ひび割れたり剥がれたりするため、扱いには専門知識と経験を必要とします。

ラジカル塗料

新開発されたコスパの良い塗料。ラジカル(塗膜の劣化を進行させるエネルギー)を抑制する性質を持つことからラジカル制御型塗料とも呼ばれます。ラジカルは白色顔料(酸化チタン)に紫外線が当たることで発生するため、屋外の白色系の塗装では恩恵が大きく、実績が増えてきています。

フッ素塗料

耐久性が高く汚れにくい塗料。紫外線や酸性雨に強い耐性があり、親水性によって塗膜表面の汚れは雨水で流れ落ちます。藻・苔・カビの発生を抑える効果もあります。やや高価ですが、実績もあり、大きな邸宅や商業施設の外装など屋外の頻繁に塗り替えできない箇所でよく使われています。

無機塗料

耐久性が極めて高い塗料。無機物(セラミックやガラスなど)を含んでおり、ひび割れしやすい箇所には使えませんが、紫外線に強く、汚れにくく、燃えにくい性質があります。とても高価ですが、耐用年数の長さから生涯的なコストを抑えられる塗料として期待され、実績も増えてきています。

おトクな塗料は?

耐用年数相場単価相場単価/年
アクリル塗料5〜7年1,500円/㎡214〜300円/㎡
ウレタン塗料8〜10年1,950円/㎡195〜244円/㎡
シリコン塗料10〜15年2,300円/㎡153〜230円/㎡
ラジカル塗料12〜16年2,400円/㎡150〜200円/㎡
フッ素塗料15〜20年4,300円/㎡215〜287円/㎡
無機塗料25〜30年5,300円/㎡177〜212円/㎡
※数値は比較サイトを参照

塗料は耐久性が高いほど高額になる傾向があります。最も安いのはアクリル塗料ですが、耐用年数が短いため、1年あたりの費用ではラジカル塗料が最も安くなります。ただしそれは塗料費のみで考えた場合。実際はさらに人件費が加わるため、塗り替え頻度を少なくできる無機塗料が最もコスパに優れています。

塗料の性質比較

耐候性防汚性難燃性伸縮性密着性
アクリル塗料×××⚪︎
ウレタン塗料××
シリコン塗料⚪︎⚪︎⚪︎××
ラジカル塗料⚪︎⚪︎××
フッ素塗料⚪︎××
無機塗料××
※性質は塗料メーカーによって異なることがあります。

塗料には長所・短所があります。例えば、耐候性の高い塗料は耐久性があり長持ちしますが、伸縮性・密着性が低くなる傾向があります。ひび割れたり、剥がれやすいということです。反対に、ウレタン塗料などは耐久性はいまいちですが、高い伸縮性・密着性を持ちます。

販売されている塗料は複数の成分を組み合わせたり、配合率を変えることで、多種多様な機能や性質を持たせています。



伸縮性のある弾性塗料や、湿気を逃す透湿性塗料のように特定の性質に特化した塗料もたくさんあります。



しかし近年では、複数の性質を併せ持つ多機能かつ高性能な塗料も増えてきました。

ハイブリッド塗料

ハイブリッド塗料とは近年開発された最先端の塗料で、性質の異なる塗料の長所を活かし、短所を補うように設計された汎用性の高い塗料です。無機塗料の耐候性・防汚性・難燃性の性質を持ちながら、有機塗料(ウレタン塗料など)の伸縮性・密着性も併せ持ちます。

当社で取り扱い実績が急増しているのはタテイル(Tateil)という塗料。極めて高い耐久性を持ち、外観を美しく保つ美観性に優れています。当社は「タテイル2」で施工ができるオフィシャルショップ加盟店です。興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。

tateil タテイル プレマテックス ハイブリッド塗料

塗料の多様性

塗料は塗装の工程に応じて種類分けされているものもあります。例えば、屋根や外壁の塗装では下塗り・中塗り・上塗りと3回の重ね塗りが基本ですが、異なる種類の塗料を使います。特に、下塗りには接着に特化した専用塗料が必要です。

上塗り材塗膜の表面を整え、
美しく仕上げるための塗料。
中塗り材塗膜の層を厚くし、
耐久力を高めるための塗料。
下塗り材塗膜のムラをなくし、
接着力を高めるための塗料。

また、塗料の種類で「水性1液」のような単語を聞いたことはありませんか? これは塗料の使い方における分類です。塗料は一度薄めて塗り広げた液体が固まることで塗膜となりますが、塗料ごとに薄め方固め方が決まっています。もし、誤った使い方をすると効果は出ません。

さらに、塗料に添加剤を混ぜることで、別の機能や性質を持たせる場合もあり、組み合わせも含めると塗料の種類は数え切れないほどたくさんあります。

その中から状況に合わせて適切に塗料を選ばないと、価値に見合う効果が出ない、それが塗料選びに専門知識と経験を要する理由です。

薄め方
水性塗料水で薄めて使う。
臭いが少なく、環境にもやさしい。
油性塗料シンナーで薄めて使う。
やや耐久性・密着性が高い。
固め方
1液型塗料塗料に硬化剤が入っている。
安価で、扱いやすい。
2液型塗料塗料と硬化剤が分かれている。
やや耐久性・密着性が高い。

取り扱い建材メーカー

当社で取り扱っている建材メーカー様をご紹介いたします。いつもお世話になっております。

思い出に残る塗装に

ここまで読んでいただきありがとうございます。

リフォームにおける塗料選びは、お家の寿命や価値を大きく左右します。



最適な塗料を選ぶと、塗装の効果を最大限に引き出すことができます。



また、塗料の耐用年数を伸ばし、塗り替え費用を抑えることにもつながります。

しかし、どんな塗料でも正しく施工できる技術がないと、効果は得られません。



10年後、20年後に「真心建装で塗装しておいて良かった」と



楽しい思い出と共に語っていただけるような塗装を目指してまいります。

真心建装 ヒアリング
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